多様性の時代、社内イベントの司会者の選定も、男女、男男、女女…といったこれまでの概念の組合せでは、ダイバーシティに対応できなくなっていきます。
そこで注目したいのが、性別を持たないバーチャル司会者です。

バーチャルMCは「新奇性効果」「ナラティブトランスポーテーション」によって、
社員の方々をひきつけ、行動変容につながる理解度アップが期待できます!

「新奇性効果」とは、人が新しいものや珍しいものに対して無意識に注意を向けたり、肯定的な評価をしやすくなる心理現象のこと。 人間の脳は見慣れない新しい情報が入ってくると「重要な情報かもしれない」と判断して自然と注意を向けます。

「ナラティブトランスポーテーション」とは、物語に没入することで現実世界から離れ、物語世界に入り込む心理現象のこと。
物語は感情やイメージと結びつきやすく、単なるデータや事実よりも記憶に残りやすいので、情報の伝達力向上に役立ちます。また、物語に没入することで、情報が信頼されやすくなるため、説得力の向上にも効果があるのです。

単なる情報共有だけでは、社員のみなさんは感情移入しづらく、行動変容につながりにくいもの。社内イベントなどで、その場に合った「ストーリー性」や「設定」をつくることで、単にメモとして見たり聞いたりしていた社員がココロを動かされ、理解度が増し自分ゴト化が進むのです。

Character Animator(使用したソフト)
「キャラクターアニメーター」は、 Adobe社が開発・販売している、コンピューター上で再生可能なアニメーションキャラクターを作成・コントロールするソフトのことです。Webカメラで顔の表情や手足の動きをトラッキングし、キャラクターをアニメーション化できます。

世界中で展開しているソフトですが、ご縁があって日本語バージョンの開発に、弊社(株式会社タノシナル)が協力しています。
日本語特有の発音に対する、口の動きの設計が難航していたのです。弊社に米国シアトル本社のスタッフが訪れディスカッション、特別チームを作って一緒に開発していきました。

今回は楽しく体験していただくため、極端なキャラクターを設定しましたが、真面目なアプローチも可能です。経営層に似ているキャラクターが司会をする、ロボットが司会をする、文字が司会をする、など様々なカスタマイズができます。
興味のある方は、お気軽にタノシナルへお声がけください!