リモート時代、“雑談”が消えた企業が増えている
リモートワークが増えたことで、こんな悩みを感じる企業も増えています。
• 雑談が減った
• 他部署との接点がなくなった
• 新人が孤立しやすい
• オンライン会議が業務連絡だけになる
対面では自然に生まれていた“ちょっとした会話”は、オンラインでは意識してつくらないと生まれにくくなっています。
そこで今、注目されているのが「社内オンライン交流会」です。
ただし、オンライン交流会は、“開催するだけ”では盛り上がりません。
• 全員カメラOFF
• 司会だけ頑張る
• 無言になる
• 参加者が受け身になる
というケースも少なくありません。
だからこそ重要なのが、「何をやるか」ではなく、“どんな空気をつくるか”です。
今回は、社内オンライン交流会の目的やメリット、盛り上がる企画、成功のポイントまでを、実例を交えながら紹介します。

社内オンライン交流会の開催目的とは?
リモート環境でも社員同士のつながりを強化するため
リモートワークでは、「チャットでは話すけど、実はほとんど知らない」という状態も増えています。
オンライン環境では、“業務効率”は上がっても、“関係性”は弱くなりやすいもの。
だからこそ、業務から少し離れたコミュニケーションの場が重要になります。
オンライン交流会は、社員同士の相互理解を深め、日常のコミュニケーションを円滑にするきっかけにもなります。
部署を超えたつながりを生むため
オンライン環境では、コミュニケーションが「必要な人だけ」に偏りがちです。
その結果、
• 他部署の動きが見えない
• 横のつながりが弱くなる
• 組織全体の空気感がわからない
といった状態も起こりやすくなります。
オンライン交流会は、普段関わらない社員同士が話すきっかけにもなります。
部署を超えたコミュニケーションは、業務連携の円滑化にもつながるでしょう。
モチベーション・エンゲージメント向上のため
オンライン中心の働き方では、「自分は組織の一員なのかな」と感じやすくなるケースもあります。
特にオンラインは、“情報共有”は得意ですが、“感情共有”が弱くなりやすい環境です。
だからこそ、
• 感謝を伝える
• 想いを共有する
• 頑張りを称える
といった場づくりが重要になります。
交流会を通じて帰属意識が高まることで、エンゲージメント向上にもつながります。
新人・内定者フォローのため
新人や内定者は、オンライン環境で孤立しやすい傾向があります。
• 社風が見えない
• 誰に相談すればいいかわからない
• 話しかけるタイミングがない
と感じやすくなります。
オンライン交流会を通じて、先輩社員の人柄や空気感に触れることで、安心感や親近感が生まれます。
入社前から交流機会をつくることで、定着率向上や早期離職防止にもつながるでしょう。
オンライン社内交流会のメリット
全国どこからでも参加できる
オンライン形式の最大のメリットは、場所に縛られないことです。本社・地方拠点・在宅勤務など、働く場所が違っていても、同じ場を共有できます。「普段会えない人と話せる」のも、オンラインならではの魅力です。
準備やコスト負担を抑えられる
対面イベントに比べ、会場手配や移動が不要なため、比較的低コスト・短期間で実施できます。
オンラインならではの企画ができる
オンライン交流会では、
• 投票機能
• チャット
• リアクション
• ブレイクアウトルーム
など、デジタルならではの演出が可能です。しかし、オンラインでは、“見るだけ”にならない工夫が重要になります。
実は多い?オンライン交流会の失敗例
オンライン交流会は手軽に開催できる一方で、「思ったより盛り上がらなかった」という失敗も少なくありません。

オンラインって、盛り上がる時はかなり盛り上がるんですが、滑る時、めちゃくちゃ静かなんですよね。だからこそ、リアル以上に“空気設計”が重要になります。
オンライン交流会は「最初の5分」で決まる!
オンラインイベントでは、参加者は“ながら見”状態になりやすい傾向があります。
最初に空気が温まらないと、その後も受け身のまま終わってしまうケースが少なくありません。そのため重要なのが、「最初の5分」の設計です。
例えば、
• いきなり少人数ルームへ分ける
• 正解のない質問から始める
• リアクションしやすい空気をつくる
• MCが先に崩れる
• 発言ハードルを下げる
にオンラインでは、“話しやすい空気”を最初につくれるかで、その後がかなり変わります。

社内オンライン交流会を成功させるポイント
通信環境・ツールは事前確認する
接続不良や音声トラブルは、イベント満足度を大きく下げる原因になります。オンラインは、開始5分でトラブルが起きると、空気が一気に冷めやすい。事前リハーサルやテスト接続は必須です。
MCとサポート役を分ける
オンラインでは、
• 進行
• チャット確認
• トラブル対応
を1人で行うのはかなり大変です。そのため、
• MC
• サポート
• テクニカル担当
など、役割分担しておくとスムーズです。
“参加しやすさ”を優先する
オンライン交流会では、「面白い企画」以上に、“参加しやすい空気”が重要です。
例えば、
• 発言を強制しない
• 少人数化する
• 正解を求めない
• リアクションしやすくする
だけでも、参加ハードルは大きく変わります。
長時間にしすぎない
オンラインは、対面以上に疲労が蓄積しやすい傾向があります。最近では、60〜90分程度で実施する企業も増えています。
「もう少し話したかった」くらいで終わるほうが、満足度は高くなりやすいです。
参加率を高めるコツ
オンライン交流会では、“やらされ感”が強いと参加率が下がりやすくなります。
そのため、
• 業務時間内開催
• 自由参加
• タイトルを堅くしすぎない
• 景品より参加しやすさ重視
なども重要です。
最近では、
• Meetup
• Talk Session
• Café Time
など、“参加しやすい名前”に変える企業も増えています。「交流会やります!」と言われると、少し構えてしまう社員もいますからね。
企業実例|本音で話せた!オンライン対話会「スミセイ・フラットーク」
忖度なし!職員と経営陣との “本音対話” を実現!
「ブランド・ライブ2022」
実際の企業事例として、住友生命保険相互会社様では、本社勤務社員と全国拠点の営業職員が“本音で話せる”オンライン対話企画を実施しました。
オンラインでは、立場や距離感によって発言しづらくなることもあります。
そこで、
• 少人数化
• フラットな空気づくり
• “答えやすい問い”の設計
• 本音を引き出す進行
などを工夫することで、
普段交わる機会の少ない社員同士でも、自然なコミュニケーションが生まれました。
オンライン交流会では、「何を話すか」だけではなく、“話したくなる空気”をどうつくるかが重要になります。
社内オンライン交流会で盛り上がるおすすめ企画10選
1. オンラインビンゴ大会
オンライン交流会の定番企画。ルールがシンプルなので、初参加でも参加しやすいのが特徴です。
「何を話せばいいかわからない」という空気を崩しやすい企画でもあります。
2. ワードウルフ
少人数グループで盛り上がりやすい人気企画。
自然と会話量が増えるため、初対面同士でも打ち解けやすくなります。
3. 絵しりとり
絵だけでしりとりをつなげる企画。オンラインだと、“ちょっと下手”くらいが逆に盛り上がります。
笑いが起きやすく、空気が柔らかくなる企画です。
4. ジェスチャーゲーム
身体を使うことで、オンラインでも一気に空気が動きやすくなります。
“見るだけ”状態を崩すのに効果的です。
5. 社員クイズ
「○○さんの意外な趣味は?」
「創業当時の社名は?」
など、会社理解や相互理解につながる企画です。
6. 格付けチェック風ゲーム
高級お菓子当てなど、リアクションが生まれやすい人気企画。
オンラインでも実施しやすいのが特徴です。
7. イントロクイズ
世代を超えて盛り上がりやすい定番企画。
チーム戦にすると一体感も生まれます。
8. オンラインランチ会
昼休みを活用したカジュアル交流。
「交流会!」と構えるより、参加しやすいケースもあります。
9. シャッフルトーク
一定時間ごとにメンバーを入れ替える交流形式。
部署を超えたコミュニケーションを生みやすくなります。
10. 感謝を伝える企画
「最近助かったこと」「ありがとうを伝えたい人」
などを共有する企画は、エンゲージメント向上にも効果的です。

よくある質問(FAQ)
Q. オンライン交流会は何人くらいが適切ですか?
内容にもよりますが、交流重視の場合は4〜6人程度の少人数グループが会話しやすい傾向があります。
Q. カメラOFFでも実施できますか?
可能ですが、リアクションが見えづらくなるため、チャットやスタンプ機能などを活用する企業も増えています。
Q. 盛り上がらない場合はどうすればいいですか?
「企画」よりも、“話しやすい空気”の設計が重要です。特に最初の5分で参加ハードルを下げることがポイントになります。
Q. TeamsとZoomはどちらがおすすめですか?
社内利用であればTeams、交流演出やブレイクアウト重視ならZoomを選ぶ企業が多い傾向があります。
社内オンライン交流会で、組織のつながりを育てよう
社内オンライン交流会は、リモート環境でも社員同士のつながりを育み、組織の一体感を高める有効な施策です。ただしオンラインでは、リアル以上に“空気づくり”が重要になります。
だからこそ、
• 話しやすい空気
• 参加したくなる導線
• 心理的安全性
• 最初の5分の設計
など、“温度感”まで含めたコミュニケーション設計が重要です。
タノシナルでは、
オンライン・ハイブリッドを含めた社内イベントの企画設計・演出サポートを行っています。
• 部署を超えた交流を生みたい
• オンラインでも一体感をつくりたい
• 社員が「参加してよかった」と思える場にしたい
そんな課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。