Works

社員が没入した!表彰イベントの新メソッド
ナラティブ型プレゼンショー「グレートジョブストーリー」とは?
コクヨ株式会社様「THE AWARDS 2024」

Category
Planning Movie Event Design

1905年創業。文具やオフィス向け家具などの製造・販売、オフィスの空間デザインを手掛けるプライム市場上場企業のコクヨ株式会社の表彰イベント。

2023年よりスタートした表彰式イベント「THE AWARDS 2023」を大きく進化させるべく、新たなチャレンジに果敢に取り組み、大成功を収めた「THE AWARDS 2024」。

開催直後、社員から「期待以上のプレゼン!」「背中を押された!」「熱意に感動した!」など、たくさんの反響が寄せられました。
タノシナルは、企画立案・映像制作・事前コンテンツ制作・当日運営までフルサポートしました。




表彰プレゼンではなく⇒「グレートジョブストーリー」へ!

リアル会場とライブ配信のハイブリッド開催でおよそ2000人が参加した本イベントは、表彰式の固定概念を覆し、「本当に伝えたいことが伝わること」を一番に企画提案しました。

授与をベースとした表彰シーンの繰り返しでは見ている社員が飽きてしまうという課題があり、4人の発表者によるプレゼンテーションを‟物語”を感じさせる「GREAT JOB STORY」として演出し、観ている社員の心をつかみました。

「社員没入ポイント」-1
司会でなく「ストーリーテラー」を立てて独自の世界観を構築!

「ようこそ、グレートジョブストーリーの世界へ」というストーリーテラーの言葉から始まるオープニングで、会場にいる社員、オンラインでの視聴者は一気に物語の世界へ。プレゼンターの成果を「GREAT JOB STORY」と名付けて物語として描き、プレゼンテーションはストーリーテラーの掛け合いによってドラマチックに進行。観る人を没入させていきます。

 

「社員没入ポイント」-2
「プロセスグラフプレゼン」で飽きさせず、先の読めない展開を演出!

「GREAT JOB STORY」は、物語の進行を可視化し、ガイドの役割を果たす「プロセスグラフ」を用いながらプレゼンテーションを行います。

横軸は経過時間を表し、縦軸はそれぞれのプレゼンターが「大切にしたこと」により構成。

物語が進む中で起こる様々な出来事と共に、感情の起伏を表すことで、観る人の「次に何が起こるんだろう?」というワクワク感と「早く続きが観たい」という気持ちを高め、飽きることなくプレゼンテーションを聴くことができます。

 

「社員没入ポイント」-3
アナログマーキングで視聴者の理解度もアップ!

「GREAT JOB STOR」の随所でストーリーテラーによる「GREAT!」や「BLAVO!」という言葉によるアクセントは「アナログマーキング」という心理学的な手法。声のトーンや調子の変更で、伝えたいメッセージを強調し、話の軸がブレないように誘導し、重要な箇所を印象づけながら視聴者の興味を引き付けると同時に理解度もアップさせていきます。

 

第三者目線でプレゼンテーションをつくることで共感を呼ぶ

当事者であるプレゼンテーターは、ご自身が成しえた成果なので、客観視することが難しいのですが、第三者であるタノシナルの専門スタッフが入ることで、視聴する社員目線の構成をつくり上げることができます。

また、多忙な業務の中でプレゼンテーションの準備をする受賞者の方やイベントご担当者様と共に効率的に作業を進めることで、開催までの期間が短くても完成度の高いイベントの開催が可能。工数の削減、受賞者の負担軽減にもつながります。

コクヨ社員の心を揺さぶった「THE AWARDS 2024」。仲間のがんばりに共感し、ナレッジを共有し、讃え合うことで、一人ひとりの社員が自社に誇りを持ち、明日からの仕事の活力へとつながる表彰イベントとなりました。

Client | コクヨ株式会社
WEBSITE| https://www.kokuyo.co.jp/




Contents Creator | Naoaki Sakuma , Chiho Sasaki , Suzu Matsui
Designer | Miki Hoshino,Yuka Yoshimura,Liting Wang
Motiongrapher | Koji Ito , Ryujin Miura