転職サービス「doda」などを提供する人材サービス企業大手のパーソルキャリア株式会社様では、同社のミッション「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」の浸透を目的としたMISSION VALUE DAY(年1回)を開催しています。
そのメインコンテンツが、会社の掲げるMISSION/VALUEを体現した社員の素晴らしい仕事を称え表彰する「MISSION VALUE AWARD」。
1,500組を超える応募者から選ばれたファイナリスト8組が、自身の仕事内容をプレゼンし、全社員による一斉投票で優勝者が決まります。
プレゼンの型を破った 新たなプレゼン形式
前回までは、スライドを使った従来のプレゼン形式。よりわかりやすいプレゼンを実現するべく、タノシナルに「ファイナリストのプレゼンをサポートしてほしい」というご依頼をいただきました。
自ら考え自身の言葉だけでプレゼンをすると、どうしても自分の想いが強くなり、客観性が希薄に。また、プレゼンの上手な人が有利になってしまいがちです。
そこで、タノシナルは「客観性」と「公平性」を補完し、新たなプレゼンテーション形式をご提案しました。それは、『映像』と『ライブスピーチ』の融合でした。
『映像』ブロックでは、ファイナリストが直面した状況や課題、解決策などを客観的なナレーションでわかりやすく展開。必要であれば、お客様や上司のインタビューも入れ込みました。そして『ライブスピーチ』ブロックでは、ファイナリストの想いのこもった内容を、ご自身の言葉で熱く語っていただきました。
「カメラ目線」で伝わる圧倒的な熱量
前年度のプレゼンでは、画面のほとんどがスライド。ファイナリストの顔が端に小さく映り、台本を見るため下を向いていることが多かったのです。
観る人を引き付けるために重要なのが「カメラ目線」です。そこでタノシナルでは、ファイナリストのみなさんが、台本を見ずカメラに向かって語りかけられるように工夫をしていきました。
『自分に語りかけられている』ようなカメラ目線は、観ている方の集中力を高め、結果「面白く熱いプレゼンだった」「想いがすごく伝わってきた」といった投稿を多数いただきました。
画面越しだからこそ映えるデザインテロップ
タノシナルのデザイナーは、映像デザインのプロフェッショナル。読みやすく感情に寄り添うテロップを随所に入れることで理解が深まり、より伝わるスピーチに。
ファイナリストプレゼン専用カメラを3台配置。正面、右、左、とカメラを切り替えてファイナリストの表情を映し出すことで、リアルな、臨場感のある映像を配信できました。
また、ファイナリストのみなさんに受けていただいたタノシナルの研修では、最も伝えるべき言葉が際立つよう、観る人がハッとするような『間の空け方』や『強弱の付け方』などを繰り返し練習。
研修前は不安そうだったファイナリストのみなさんも、本番では堂々と、感情豊かにしっかり伝わるプレゼンを披露してくださいました。
MISSION VALUE AWARDでは「伝わりづらい」と言われるオンラインでのプレゼンを、オンラインだからこそできる様々な手法を駆使して進化させることに成功。ファイナリストの熱い想いや、その素晴らしい仕事内容がしっかり伝わり、観ている社員の学びやモチベーションアップに繋がる感動的なアワードを作り上げることができました。
CLIENT | パーソルキャリア株式会社様
WEBSITE|https://www.persol-career.co.jp/
Director | Tsutomu Fukushima
Producer | Sachiko Fukushima
Floor Director|Ayu Fukushima
MVA Director|Reiko Uomoto
Designer | Ryusuke Kobayashi, Miki Hoshino
Motiongrapher |Kana Ikehata,
Assistant | Yuka Yoshimura, Ryujin Miura