Works

『やってないことをやる!』で視聴離脱ほぼゼロ達成!
旭化成株式会社様 グローバル配信イベント「Asahi Kasei is…」

Category
Planning Movie Event Design
Launch
Aug, 2024

世界20か国以上でマテリアル・住宅・ヘルスケアの3領域で事業展開する大手総合化学メーカーの旭化成株式会社のグローバルオンラインイベント。4万人以上のグループ社員が、「旭化成の強み」をあらためて分かち合い、事業領域、地域、言語の壁を超えて世界中の仲間とつながる1時間を創出。タノシナルは、企画立案・映像制作・事前コンテンツ制作・当日運営までフルサポートしました。

『やってないことをやる!』で“離脱者ほぼゼロ”の快挙

2024年、創業から101年を迎えた旭化成株式会社が、次の100年に向けた未来を考える大切な機会。
一人でも多くの社員に最後まで離脱することなく視聴参加してほしい。そこでご提案したのが『やってないことをやる!』というシンプルなコンセプト。
前例のないことは興味を惹きます。イベントは「What is Asahi Kasei?」という全世界への問いかけからスタート。

この前例なき問いかけに世界の仲間は敏感に反応、視聴数は一気に上昇、その後も離脱する社員は“ほぼゼロ”
エンゲージメントの高いオンラインイベントとなりました。

視聴離脱しないために~次々コンテンツが登場する濃厚な1時間に~

『やってないことをやる!』-1
101年の歴史上初となった「GLOBAL TALK SESSION」。事業領域も国も異なる世界6カ国の社員が集まり、旭化成の強み、そして課題についても本音ベースで語り合い、領域を超えた斬新なコラボレーション提案も飛び出しました。

『やってないことをやる!』―2
世界4カ国、計6名の従業員が困難を乗り越える姿に焦点を当てた「A-Spirit Stories」。大きな壁に立ち向かう社員の、業務や製品に対する熱い想いをドラマチックに描き、全世界の仲間の心をつかみました。

『やってないことをやる!』―3
疑問符「?」と感嘆符「!」のキャラクターが総合司会を務めました。これも初の試み。多様なメンバーが集う旭化成株式会社では、性別・国籍を限定する司会の存在は、バイアスがかかる可能性も。そこで生み出されたのが、質問したがりの「Wonder」と発見したがりの「Sparky」。工藤社長とキャラクターが会話するのも、もちろん初めて。両者が見せる自然な掛け合いに、当日のチャットも盛り上がりを見せました。

視聴離脱しないために~地域・時差・言葉のインフラを整える!~

開催当日は、時差のあるアジアと欧米で配信時間を2回に分け、ナレーションの言語は英語をベースに、日本語・中国語・英語字幕で対応。全社員がストレスなく視聴できる環境を整えました。

さらに、事前の社内告知で期待感を高めていくのもポイント。社内メディアをフル活用して、社員の関心を引く演出のティザーサイトの開設や社内報での告知など、段階的な施策で社員の参加意欲を引き出していきました。

一人でも多くの社員が視聴離脱することなく参加し、改めて「旭化成らしさ」について考え、感じ取ってほしい。そんな想いで様々な工夫を凝らした今回のイベント。

成功の裏には、出演する社員の人選や参加者を惹きつけるリアルなストーリーの調査・選定を中心に、国や部署の垣根を超えた多くの関係者による協力がありました。

ベストを尽くすために、時に悩み、立ち止まり、議論しながら進めていく中で大切にしたことは、旭化成株式会社の未来と、そこで働く一人ひとりの社員の未来。
「Creating for Tomorrow」という旭化成株式会社のグループスローガンを体現したグローバルオンラインイベントとなりました。

Client | 旭化成株式会社
WEBSITE| asahi-kasei.com/jp/

Contents Creator | Hidenari Furuta , Naoaki Sakuma , Yoshinori Tanaka , Kae Nitta , Gaku Sato
Designer | Ryusuke Kobayashi , Miki Hoshino
Motiongrapher | Koji Ito , Hiromasa Nagayama

Member List